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初めまして、手紙を受け取ってくれた×××。


是は何処かの不思議な世界の話です。聞いて下さい。
世界には、四つの国がありました。
四つの国には、それぞれの季節がありました。
春の国、夏の国、秋の国、冬の国。
悲しい事に、今はもう一つの国しか存在しないのです。


手紙を受け取ってくれた×××。
この話は忘れてしまうけれど、どうか忘れないで。

世界には、四つの国があった事を。
その話を遠い昔、何処かで聞いた事を。
どうかどうか、忘れないで。

<鍵>はこの記憶にあるのだから。
忘れてしまう貴方へ、私は―――――


「ぱんぱかぱーん! おめでとうございます。あなたは挑戦者に選ばれました!」

手紙に記された文字が鮮明に見えた気がした。
重い目蓋を開けば眩しいばかりの白と、長細い箱が頭の左上で煌き浮いていた。



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擬人化リヴリー小説を扱っています。
ご理解のある方のみ、上記の<鍵>よりお進み下さい。